リバースエンジニアリング・金型メンテナンスの光佐 ATOSによる3次元測定やハイテン材プレス金型補正(玉成・熟成・修正)

MOLD MAINTENANCE
金型メンテナンス

PROFESSIONAL WORK

金型を熟知した「プロ集団」です。

金型の寿命を伸ばし、製品を高品質な状態に保つためには、定期的な金型のメンテナンスが必要不可欠です。
徹底した点検、確認作業の結果、問題点が見つかれば迅速な修理・交換を行って、メンテンナンス期間の短縮に努めます。
金型の特性を理解した技術者が集まる弊社だからこそできる、妥協のない、きめ細かいメンテナンス作業によって、「精密・安全・高品質」の三拍子そろった金型と製品の品質を維持し続けることが可能になります。

金型の破損や製品の異常、金型の修正など、修理・メンテナンスのご要望を詳しくお伝え下さい。

お預かりした金型は、ATOSにて3次元測定を行い、必ずモデルデータと現状金型の確認を行います。

状況とご要望に応じた調整・加工を行い、仕上げ歴30年以上の熟練技術者が細部まで繊細な仕上げを行います。

各部調整を行い、メンテナンスは完了です。納期に合わせて金型をお渡しいたします。

BUSINESS FLOW

業務フロー

弊社はプレス金型業界では非常に珍しい、金型メンテナンス、金型補正(修正・熟成・玉成)・金型設計変更・金型改造を専門に行う「プロ集団」です。
仕上げには絶対の自信を持ち、金型を熟知したキャリア30年以上のベテラン技術者が工作機械(ラジアル・フライス・他)・肉盛り溶接など仕上げ以外の作業を行うことで、 後工程の事までを見据えることができるため、他社にない短納期を確立しております。

ATOS測定

お客様からお預かりした金型は、モデルデータと現状金型の確認の為に必ずATOSにて3次元測定を致します。
以前は、ハンドワーク部分の確認が出来ず、データを作成する際に苦労する事がありましたが、ATOS導入後は3次元データで確認をする事が出来るため、お客様との打ち合わせが大変スムーズになりました。

バラシ・パネル合わせ

経験豊富な技術者達の手により金型バラシ時に、お客様の方で把握していなかった補正内容などを確実に見極めております。
仕上げレス化が進む今日ですが、プレス機のたわみや板厚の増減などの様々な要因から弊社は、パネル合わせが絶対的に必要だと考えております。パネル合わせを行った金型と行わない金型では、トライ結果などで大きな違いが出てしまうため、弊社では金型引き取り時に必ずパネル合わせを行わせて頂いております。

CAD

モデリングデータを作成する際は、お客様からお預かりしたデータの検証からスタート致します。
お客様がモデリングした意図を考慮し、ATOSにて3次元測定したハンドワーク部分を反映しながら、型とモデルの不一致を最小限に抑えつつ、モデリングデータを作成致します。

NCデータ作成・加工

NCデータ作成をCADオペレーターではなく、NCのオペレーターが作成するために最適なNCデータを作成しております。
加工に関しては業務内容上、どうしても焼き入れ後の加工などが多いので、刃物などを常に研究し、知識量などが充実しておりますので高精度かつ高品質な加工を実現しております。

仕上げ・パネル合わせ・組み付け

加工後の細かな仕上げには職人の技は必要不可欠です。ベテラン技術者たちの手仕上げは最新鋭設備でも真似は出来ません。
金型引き取り時にパネル合わせを行った上、再度、加工部分のパネル合わせを行います。パネル合わせが終わった金型は細心の注意を払い、迅速かつ確実に組み付けを行います。

トライ

チェックリストに基づき、厳しい品質基準を充たすまで細かなトライを行っております。
量産前の大切な工程ですので、お客様と弊社担当者が納得するまでトライを行う事により、お客様の信頼を得ております。

MEINTENANCE CASE

実際のメンテナンスケース

普段使用されている金型の状態は、金型の種類や使用環境などによって、その症状や異常も様々です。お預かりした金型それぞれの状態に合わせて、オーダーメイドでのメンテナンス作業となります。
弊社で承った金型のメンテナンス事例の中から、特徴的なものをいくつかピックアップしてご紹介いたします。

長期使用のプレス金型をメンテナンス・修正

長期に渡って使用を続けた結果、精度が落ちてしまったプレス金型のメンテナンスを承りました。

金型時代の老朽化が主な原因と考えられましたが、プレス加工を何度も行いながら、調整を繰り返し、要求通りの寸法に収まるように修正をほどこしました。
各種調整を行い、ショットの安定性が確保されましたので、無事、納品となりました。

バリが出やすい金型の調整・加工

バリの原因となる金型の歪みなどをチェックしながら、テストのプレス加工を繰り返して、調整を行いました。

調整の結果、金型不良は改善され、さらに微調整を行った上で納品となりました。

破損してしまった金型の修理

破損してしまった金型の修理をご相談いただきましたが、金型図面が存在しない状態でした。

図面がない場合でも、現物を精密に測定することで、修理・メンテナンスは可能です。
破損した部品の作成、交換を行い、微調整を行ったところ、安定した動作ができるようになりました。

CONTACT US

ご相談・お問い合わせ

経験豊富な技術者達の手により金型バラシ時に、お客様の方で把握していなかった補正内容などを確実に見極めております。
金型メンテナンスについて様々なご要望を受け付けておりますので、ご質問等お気軽にご連絡下さい。